さいごは、参加者からの発信と京都宣言

掲載日:2008年11月3日

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会場からの発信では、淀川deカヌーの若者の団体や川辺川を守りたい女性たちの会(写真)など、さまざまな発信があり、さいごは京都宣言、「私たちは 川や湖を傷めつけてきた責任を痛感し 一人一人が考え方や生き方を変えることによって 川と湖の再生に取り組みます」と宣言して、川の全国シンポジウムが終わりました。

川の全国シンポジウムは昨年の徳島県吉野川のみなさんが中心になって開かれ、今回は京都の淀川流域のみなさんが開かれ、参加者640人、賛同者510人にのぼりました。
残念なのは、国交省や近畿地方整備局から公式な参加がなかったことだという話が主催者からありました。

賛同参加者の中に、田中前県政で行われた治水利水ダム等検討委員会で尽力いただいた、大熊教授や高田教授もいて、大熊教授は最後の参加者からの発信で、長野県では田中康夫さんが基本高水を下げる案を選ばなかったから、失敗だったと言いました。でも、現在、滋賀県知事の嘉田さんも、基本高水を下げるとは言いません。治水安全度を下げるように受けとられるため、知事としては言えないのです。
そういう意味では、現行450トンか、下げるのかという宮地委員会での大熊教授たちの提案の考え方は、やはり基本高水にとらわれたものであったと思います。
これに対して、今、嘉田知事や今本博健先生が言っているのは、従来の基本高水による治水対策にとらわれずに(基本高水は無視して)、環境や地域の災害履歴などから、出来ることから進める治水対策です。
治水利水ダム等検討委員会でも、そのような提案がなされたり、あるいは、今本先生のような人がいてくれればよかったのに!
でも、基本高水にこだわらないという考え方は、長野県の苦い経験から学んだから出てきたと、嘉田知事も言っていました。今だからこそ言えることなのです。

いつか長野県でも川の全国シンポジウムが出来るような日がきて欲しいと思いました。

タイトル:さいごは、参加者からの発信と京都宣言へのコメントまたは追記

  1. sanae

    京都宣言
    淀川は川ではなく水路になっています
    琵琶湖はもはや死に瀕しています
    淀川と琵琶湖の生命(いのち)が危ういのです
    川に育まれる生き物たちの生命(いのち)が危ういのです
    私たちの生命が危ういのです
    この状況は、全国の川や湖でも同じです

    このような川と湖を子や孫に引き継ぐことはできません
    これまでの「川づくり」を根本的に変えなければなりません
    もう行政にだけ任せてはいけません
    任せてきた結果が現状なのですから

    私たちは
    川や湖を傷めつけてきた責任を痛感し
    一人一人が考え方や生き方を変えることによって
    川と湖の再生に取り組みます

    2008年11月3日
    川の全国シンポジウム-淀川からの発信-

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